本日は「答えの違和感に気づく」をテーマにお話しします。
9日のブログの延長上の話になります。
点数が伸び悩む子たちの傾向として、
明らかに違う答えを出して満足しているときがあります。
例えば、
角度の問題で図を確認すると明らかに鋭角なのに答えが140度となっていたり、
(だって計算結果がこうなったんだもんみたいな)
4は16の□倍という問題で4倍と答えたり、
(16と4という数字だけで判断しちゃうみたいな)
8ⅹ=4の答えがⅹ=2になっていたり、
(8と4だから2だみたいな)
分速200mで10分走ったら何㎞か?に2000㎞と答えたり・・・
(道のりは速さ×時間でしょみたいな)
これらは実際にT’sLabの生徒の間違いです。
英語でもあります。
受け身の文法のページで、
He is ( ) to music now.の( )の中にlistenedと入れたりします。
(受け身の単元だからとにかく過去分詞形を入れちゃえみたいな)
これらの間違いは少し考えれば明らかに答えが違います。
4が16の4倍なわけがないし、10分で2000㎞進む走りって・・・
これらが違和感として感じることができれば、間違いなく正答率は上がります。
もっと言うとこの違和感を感じる感じないも学力の一つです。
これらの間違いをする子たちの考え方として、
解いたらそれでOKみたいな気持ちがあります。
直感で解いたり、自分なりに考えずに言われた通りに解いて終わってしまう。
やっかいなことは、それで正解する問題もあるので、本人は大して危機感を持たずに進んでしまうんですね。
で、時間を空けてもう一度同じような問題をすると同じ間違いをしたりします。
では、どうすれば違和感を感じるクセがつき、正答率を上げていくことができるのでしょうか?
少しブログが長くなりますので、本日はこの辺で失礼します。
次回もお楽しみに!
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