本日は「考えるクセをつける」というテーマで話していきます。
ただ、出された問題を言われたとおりに解くだけでは、できたことにはなりません。
自力で考えて答えを導き出すことが学力を大きく左右します。
「考えるクセ」とは、ただ単に答えを出すのではなく、答えを出すために「どうしてこの式を使うのか?」、
「文法のどこに着目しないといけないのか?」、「なぜこのステップが必要なのか?」などの理由を自分なりに考えることです。
この「なぜ?」を考えることでより深く理解することができます。
これが「考えるクセ」につながり、問題を解く力がついていきます。
「考えるクセ」が大切な理由は、勉強だけではありません。
社会に出たり、大人になったりすると、目の前に答えがある問題はほとんどありません。
ほとんどの場合、自分で情報を集めて、分析し、考え、自分なりの答えを出して行動していくことになります。
考える力は今でも日常生活で役立ちます。
友達や親と意見が食い違った場合、なぜ相手はそう考えるのだろうとか、
どうして自分はそう思ったのだろうと考えることで、冷静に物事を判断できるようになります。
なんかそんなのよくないですか?
では、どうやって「考えるクセ」をつけることができるのか。
まずは、問題を解くときに、どう解いていくのかの過程を意識しましょう。
「なぜこの方法を使うのか」「どこから手を付ければいいのか」などを考えながら解くと理解が深まります。
で、答えが出たら、終わりではなく、その答えが合っているのかの疑問を持ちましょう。
明らかに求める角度が鋭角なのに、130度と出て満足している生徒たちもちらほら。
be動詞の後ろの動詞の変形問題だからとりあえずing付けときゃOK!みたいな。
他にも、質問する癖をつけましょう。
質問することでどのように考えればいいのかの模範を知ることができます。
日々これらを意識すれば、徐々に「考えるクセ」は身についていきます。
最初は少し大変に感じるかもしれません。
でも、その積み重ねが学力向上の大きなカギになります。
自分の考えを深めることで、テストの点数UPだけでなく、日常でもより多くの力を発揮できるようになります。
皆さんもぜひ、毎日の勉強の中で「考えるクセ」を意識して、日々成長していってくださいね!
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