こんにちは!
T's Lab おおわだ研究所です。
だんだん気温が下がってきています。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お気をつけ下さい。
今日は、暗記について(特に英単語)お話ししたいと思います。
私は最近、韓国語の勉強をしています。
もともと韓国ドラマを見るのが好きでよく見ているのですが
たくさん見ていると、韓国語が聞き取れるようになってきたんです。
そうすると、あれ?今の字幕はちょっと違うんじゃないかな(ニュアンス的には合っているけど)と感じることがあり
韓国語をもっと聞き取れるようになれたらと思い、学び始めました。
ただ、聞き取れるようになるためにも、まずはハングルの勉強が必要でした。
なのでスマホアプリを使って1から勉強し始めたのですが
くじけそうになるくらい難しいんです。
特に発音の違いが日本ではなじみのないものなので難しくて、間違いを連発していました。
(”ん”の発音が3種類あるとか)
初めは何となく、これはこうかなという感じで進めていました。(ほとんどわかっていない状態)
でも、何度も繰り返していくうちに、ハングルも読めるようになってきて、今では簡単な文章も作れるようになっています。
私は、単語などの暗記をするときに大事なのは”出会う回数”だと思っています。
今回、韓国語を学んでいるときも、私はそのことがわかっていたので地道に何度も繰り返して進めていました。
使っているアプリも同じ表現を繰り返し出題してきたり、間違えた問題を何度も出題してきたりするので
自動的に何度もその文字や表現と出会うことになり、しっかりと記憶に定着してきています。
韓国語を学んだことで、改めて暗記において何度も繰り返すことの重要性を実感しました。
英語においてはやはり英単語の暗記が重要になってきますよね。
英単語の覚え方を生徒に聞かれたときに必ずする質問があります。
like や play ってどうやって覚えた?
そして、大体の生徒が「気づいたら覚えていた」と答えます。
実際その通りなんです。
じゃあ、なぜ気づいたら覚えられていたのか。
それは、英語の授業の中で何度も繰り返し(無意識のうちに)使ってその単語と”出会っていた”からなんです。
単語量が増えていくので、難しくなっていくことはわかります。
ただ、それでも”出会う回数”を増やさないと、記憶には残っていきません。
新学期に、新しいクラスの友達の顔と名前を憶えていくような感覚を
イメージしてもらうと分かりやすいと思います。
初対面の場合、全員の顔と名前をすぐに覚えるのは難しいですよね。
でも、毎日会っているとだんだん覚えていって、1か月後には全員の顔と名前が一致するのではないでしょうか。
勉強においても本当に同じ事が言えます。
覚えられないんじゃなくて、覚えられるほどまだ”出会えていない”だけなんです。
覚えたいものと出会う回数を増やしていくだけで自然と頭に残っていきます。
ただ、たしかに時間はかかります。
なので、根気強く出会う回数を増やしていってください。