自力で解けるようになる一つの指導法 | 駅チカで通いやすく、カフェのように落ち着いた空間で伸び伸びと学習できる西淀川区の個別指導塾です。

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自力で解けるようになる一つの指導法

本日は「自力で解けるようになる一つの指導法」という話をしたいと思います。

 

授業では生徒に解いてもらう前に、まずこちらが解き方を解説します。

 

その解説中は生徒に「説明わかる?」と何度か確認しながら進めていきます。

そのたび生徒は「わかります!」と言ってくれます。

 

一通り解き方の説明を行い、「じゃあ、類題を解いてみようか」と生徒に投げかけると、

「解けます!大丈夫です!」と言ってくれるのですが、実際解いてみると・・・解けない時があります。

 

説明もわかるって言ってたし、説明の度にうなずいてるし、こちらから見ても理解してると思い、

進めていたのですが実際は解けない。

 

この時は「じゃあ一緒に解こう!」と言って、一から一緒に手取り足取り教えながら解いていくのですが、

本音を言えば、説明後一発目から自力で解けるようにしたい。

 

そこで考えたのが、私の説明を生徒に復唱してもらう作戦です。

 

「点Bのy座標を求めたかったら、点Bのx座標とこの直線の式がわかれば解けます。」

 

生徒はうなずいてます。(こちらから見ても理解してそうです)

 

「今私が言ったことわかりましたか?」

 

生徒「わかります」(うん、理解してるんだな)

 

「では質問です。今点Bのy座標を求めたかったら何がわかれば解けるでしょうか?」

 

実はこの質問に答えられないんですね。

生徒「えっと・・・もう一度お願いします」

 

なるほどと。

今まで説明後に解けなかったのは、そもそも説明が理解しきれなかったのか。

まさに、解説聞いたらわかるけど自分では解けない状態ってこんな状態なのかと。

 

この場合はもう一度説明を行います。

 

「よしっ、もう一回説明するで。点Bを求めたかったら・・・」

 

「はい。私は今なんて言った?」

 

生徒「点Bを求めたかったら点Bのx座標と直線の式がわかれば解ける」

 

「OK!」

 

生徒が自分の口で説明できるまで、何度も確認します。

そうすると、説明後一発目に解けるようになりました。

 

私たちも日々勉強です。

常により良い指導ができるよう日々精進していきます。

 

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