記述問題で先日こんな問題が出てきました。
「川の上流の川原で見られる石の大きさは、中流や下流の川原で見られる
石の大きさに比べてどうなっていると考えられますか?簡単に答えましょう。」
答え【 】
ある生徒は答えの枠の長さから細かい説明も含め答えを書いていました。
【川の石は流されていくうちに丸く小さくなるので、上流では角ばった大きな石が多い】
みたいな。
一見、川の石の様子を理解している答えでいいんじゃないでしょうか。
そして、解答を見てみると、
【大きくなっている】
これだけです。
生徒も解答見て二言、「これだけでいいんかい!」
「答えの枠が長いからもっと書かないとあかんと思ったわ」
この出来事は少し考えされられまして、
問題文をよく見ると、
「~の大きさは、~の大きさに比べてどうなっていると考えられますか?」
言い換えると、
「Aの大きさは、Bの大きさに比べてどう?簡単に答えて。」
という問題です。
て考えれば、【大きい!】か【小さい!】で答えるだけでいいんです。
小さい子たちに大きさの違う2つの石のイラストを見せて、
「左の石の大きさは、右の石の大きさに比べてどう?」
って聞くと「大きい!」とか「小さい!」とか答えるアレです。
記述式の問題では特に何について問われているかを正確に把握することが大事です。
答えの長さを見てどれぐらい書けばいいのかと考えてしまうと、
迷ってしまうことがありますよね。
普段の会話でも、
「ノート持ってきた?」
返事は【はい】か【いいえ】のはずですが、
「昨日までは覚えてて机の上に置いとってん」
みたいな。
普段から何を聞かれているかを把握し、それに対して答えるクセをつけるといいですね。
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