こんにちは。T’sLabおおわだ研究所の室長です。
学年末テストが近づいてきました。
勉強しなきゃな…と思いながらもなかなか手を付けられていない人もいるのではないでしょうか。
ただ、テストは皆さんに平等にやってきますので、考え方を変えてみませんかというお話をさせていただきます。
テストはきっかけづくりとして最適なのです。
数年前に私が担当していた生徒で、英語がとても苦手で、いつも20点くらいの子がいました。
私もなんとかして点を取らせてあげたいとおもい、単語テストを作ったり、文法の解説や問題集の取り組み方を丁寧に指導しました。
その結果、あるテストで50点近く取ったときがありました。
今までの取り組みから、「頑張ったね」と褒めると、そのときはそっけない感じでしたが、家ではとても喜んでいたそうです。
そこから、次はこの点数を超えられるようにと、勉強に対する姿勢が変わっていきました。
具体的には、単語テストの勉強を前以上にするようになったり、わからない文法をわかるまで質問したり。
そこから順調に点数が伸びたわけではありませんが、前のように20点くらいを取ることがなくなりました。
気が付くと、「最低でも平均点を取れるように」と自分の中の基準点が上がっていました。
あるときに高得点を取ることは偶然であることもありますが、それを足掛かりに勉強を積み重ねていくことができます。
なかなか点数が伸びないこともあるかもしれませんが、積み重ねたことが無駄になることはありません。
それと同時に、私たちも、少しでも生徒が前向きになるように日々考え続けています。