こんにちは。T’sLabおおわだ研究所室長です。
自己肯定感を持つことはとても大事です。
海外の小学校の実験でこんなことがありました。
実際の小学生に対して、「青い目」と「黒い目」に児童を分けて、最初の2週間は「青い目」が差別される対象とされ、給食のおかわりを禁止したり、
「青い目」の児童が授業中の問題に答えられなかったり、忘れ物をすると、先生は「これだから青い目はダメだ」と言ったりしていました。
するとだんだん生徒の様子が実験前と変わっていきました。
休み時間もあまり遊ばなくなったり、元気がなくなったりしていきました。
そして2週間後、今度は「黒い目」の子どもが差別の対象にされました。
「黒い目」の子どもも同様に、様子が変わってしまいました。
また、差別される前とされているときに、授業の中で学力を測定するテストを行いました。
なんと、そのテストの結果は、差別されている時よりも、されていないときの方が、子どもたち全員の成績が良かったのです。
差別されることで子どもの学力が低下したのです。
差別は子どもの自己肯定感を下げ、学力を低下させることが実験によって判明しました。
子どもの学力には、自己肯定感が重要となります。普段から「認めてあげる」「自分の居場所がここだと思わせる」ことが大事です。
この思いを胸に指導をしております。