同じ点数でも状況が全然違うことがあります。
例えば、Aくん。
塾にくる前は30点だとします。
そして、塾に通い出して60点になりました。
次のテストでも同じように60点だったとします。
(平均点が3回とも50点と仮定します)
Aくん
今回 60点
前回 60点
前々回 30点
この時Aくんの点数は上がらなかったのではないんです。
Aくんの点数は下がらなかったんですね。
一方、Bくん。
ずっと60点台をいったりきたりしていたとします。
Bくん
今回 60点
前回 58点
前々回 64点
これは点数が下がらなかったとは言えません。
Bくんの点数が上がらなかったんです。
2人のことをもう少し厳密にいうと、
「Aくんは下がらなくなった」
「Bくんは上がらない」になります。
同じ点数でも状況が違うんですね。
Aくんからすると30点台のステージはクリアして、60点台のステージにレベルアップして、しかも簡単には落ちません。
Bくんはずっと60点台のステージから抜け出せないという状態です。
当然、この二人に行う授業の進め方は違ってきます。
「下がらない」のか、「上がらない」のかこの違いはとても大きいんです。
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T’sLabおおわだ研究所
室長