こんにちは。
テスト期間で頑張っている生徒を見ていると、自分の学生の時を思い出します。
テスト前になると課題に追われているのにやる気が出なかったりもしばしば…
そして、テスト期間あるあるの、「テスト期間になると普段しないのに部屋の掃除をしたくなる」にも苦しめられました。
実は、テスト前に掃除をしたくなるのは理由があるのです。
その現象を「セルフ・ハンディ・キャッピング」と呼ばれ、人間の心理行動だそうです。
人間は、勝負事などがあるとき、関係ないことをして「言い訳作り」をするそうです。
試験前の部屋の掃除は、まさに結果が悪かった時の言い訳作りなのです。
そうした衝動に打ち勝つには、「やる気」を引き出す必要があります。
人間の脳には側坐核という、やる気に関係する部分があります。
側坐核が活発になると、やる気が出るのです。
しかし、側坐核というのは厄介で、活発になるには、「作業を始めること」が必要なのです。
やる気を出すためには、やらなければならないという、中々の矛盾を含んだ仕組みですね。
「やる気を待っていると、いつまでたってもできない」ということがわかって頂けたかと思います。
では、始めるためにはどうすればよいでしょうか。
一つ、方法を紹介します。
それは、「五分だけ勉強法」です。
文字通り、五分だけ勉強することです。
始めるハードルを下げることで、取り組みやすくします。
一度始めてしまえば、意外と集中して取り組めるものです。
側坐核がしっかり仕事をしてくれている証拠です。
ぜひ試してみてください。