個別指導では生徒に対して細かく指導できるという利点があります。
生徒一人ひとり間違う内容は違います。
ので、その子に合った解説方法が必要です。
今回は生徒の指導方法の一部を紹介します。
数学です。
-(5y+3)の()を外すときに、
-5y+3とよく間違える生徒がいます。
正解は-5y-3です。
講師「例えば、5y+3の5xだけに2をかけたかったらどんな式になる?」
生徒「2×5y+3」
講師「正解!じゃあ5y+3の+3にだけ2かけたかったらどうする?」
生徒「5y+3×2」
講師「そうやな。じゃあ5y+3全部に2をかけたかったら?」
生徒「2×(5y+3)」
講師「うん。で、数学のルールとして()の前の×は省略できるから2(5y+3)やね」
講師「じゃあ同じように考えて5y+3の5yだけに-1をかけたかったらどんな式になる?」
生徒「-1×5y+3」
講師「いいねぇ。じゃあ5y+3の+3にだけ-1をかけたかったら?」
生徒「5y+3×(-1)」
講師「OK!じゃあ、5y+3全部に-1をかけたかったら?」
生徒「-1×(5y+3)」
講師「そうそう!んで、ルール上×と1は省略するから-(5y+3)になるのよ」
講師「つまり、5yにも+3にも-1をかけてくださいねって時に()を使うわけ。
逆を言うと()の中全部に-1かけてくださいねって意味やねん」
講師「実は()一つとっても数学の式には意味がちゃんとあるんよ。
だから、式をみたときにこれはどんな意味の()なんやろって考えながら解いてみて」
これからこの生徒はめちゃくちゃ意識するようになりました。
で、この計算ミスがなくなったんですよね。
(説明の仕方だけでなく、生徒と問いかけながら進めてることもポイントです)
生徒の得点力UPのために改善していく内容はどんな細かいものでも全力でサポートしていきます。
この積み重ねが大きな成果につながると考えています。
そんなT’sLabに興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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室長