指導しているといろんな場面に遭遇します。
今回はその一つの場面の話になります。
その場面は何度も同じ単元を指導していてもなかなか定着しないときです。
2週、3週と同じ内容をいろんな角度から解説してもしっくりこない。
生徒の顔や解き方を見ていても苦手意識がにじみ出ている。
そんなこともたくさんの生徒を指導していると出くわします。
このときに私たちはどうするか。
実は一つの方法としてそのままの理解度で先に進んだりします。
ここには何個かの理由があります。
先に進むことでできなかったことができたりするんです。
これは現場で指導していると何度も経験しています。
そしてもう一つ大事な理由があって、何より生徒には一歩ずつ進んでいることを実感してほしいんです。
同じことばかり繰り返していると生徒のモチベーションが下がってきたりします。
(反復練習は大事ですよ)
またこれかよ…と。
反復練習ももちろん一歩ずつ前に進んでいるのですが、本人たちは同じことの繰り返しだとらえてしまうこともあります。
それより新しい単元やまだ学校で習っていない(予習)単元を指導すると
生徒たちは学んでやろうという気持ちを出してくるんです。
(ほんとはいろんなことを学びたいんだと思います)
この思いはすごく理解できて、やっぱりやるからには日々成長していることを感じたいじゃないですか。
その気持ちがモチベーションや理解力UPに繋がったりするんです。
そして、先ほども言いましたが、進むと復習の部分が一気に理解できたりします。
点と点が線でつながったみたいな。
何よりも前に進んでいるという気持ちが勉強を前向きにさせています。
なので、指導する際は思い切って先に進むこともあるT’sLabです。
日々一歩一歩できることが増えていくことを実感してもらうために。
出来島駅近くの個別指導塾
T’sLabおおわだ研究所
室長