昨日のブログで紹介した中で、すごく心がけていることがあります。
ぜひ先に昨日のブログを読んでいただければと思います。
講師と生徒の前半のやり取りです。
講師「例えば、5y+3の5xだけに2をかけたかったらどんな式になる?」
生徒「2×5y+3」
講師「正解!じゃあ5y+3の+3にだけ2かけたかったらどうする?」
生徒「5y+3×2」
講師「そうやな。じゃあ5y+3全部に2をかけたかったら?」
生徒「2×(5y+3)」
講師「うん。で、数学のルールとして()の前の×は省略できるから2(5y+3)やね」
基本的に講師は教えたい願望があります。
例えば、
講師「正解!じゃあ5y+3の+3にだけ2かけたかったらどうする?」
生徒「5y+3×2」
この時に講師は、
「5y+2×(+3)でもいいよね」
とか、言ってしまいがちなんです。
最後の部分でも、
「2(5y+3)やけど、もし、×2を後ろに書くんだったら、(5y+3)×2って×がいるんだよ」
とか。
これらは、T’sLabでは基本的には伝えません。
なぜか。
なぜなら、今回は-(5y+3)を符号ミスなく計算できるようにするためだからです。
この符号ミスをなくすのに例で挙げた2つの説明は必要ないんです。
むしろ、生徒からすると説明があっちにもこっちにも行ってしまって迷子になってしまいます。
結局何が大事なのかがわからなくなります。
-()のミスをなくすことに必要な知識に特化して指導します。
これが心がけていることです。
T’sLabが端的にわかりやすく説明することにこだわっている部分です。
授業形態が1対4の理由でもあります。
講師はいろんな知識を教えたいんです。
でも、その中で今の指導に必要な分の知識だけをシンプルに教えていく教務力が必要だと思っています。
足し算の説明でなく、引き算の説明ですね。
細かい指導にもこだわっている個別指導T’sLabに興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
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室長