息子は水たまりの一番深いとこをきれいに通っていく今日この頃です。
(そして、靴がびちゃびちゃになる)
私自身も授業を行うのですが、つくづく思うことがあります。
それは、講師は解説をする量と生徒の理解の量は比例しないということです。
逆に解説をする時間がある程度長くなるとそこからは理解量が減っていくんじゃないかとも思っています。
例えばですが、
何かを指導するとき、重要なポイントだけを端的にわかりやすく解説するのが理想なのですが、
いろいろ教えたいオーラ満点の講師は話を脱線させます。
「ちなみに豆知識やねんけどな~」
「今回は習わんけど高校になったらこんなことが~」
いろんな知識を与えたい気持ちが前面に出ます。
そうすると自然と説明時間が長くなってしまうのですが、長くなればなるほど生徒の理解度が下がってるように感じます。
(あくまで私の主観ですが)
おそらく、解説が長ければ長くなるほど重要なポイントがわからなくなるんではないのかなと。
ほかにも、途中から(途中で?)話を聞く集中が切れて内容がわからなくなるんじゃないのかなと思ったり。
大人でいうと、例えば、国会中継をみていて一瞬目を離したり気を抜いたりしてしまうと、話が一気にわからなくなってしまうような。
(正直に言います。国会中継はほぼみません…あくまで例えです)
もう一つ思うのは、一度解説して生徒に「わかった」と聞いて「う~ん」とどちらともとれない返事が返ってきたとします。
そして、講師が「じゃあもう一回説明するで」と言って解説しても・・・理解度は一回目と二回目ほぼ変わらないことが多いんです。
二回目を少し説明を変えても一緒です。
二回目に劇的に理解することは実はあまりないんですね。
(これもあくまで主観です)
その生徒がどこがどうわからないのかを講師側が把握する必要があるんだと思っています。
そのうえで解説をしないといけないんです。
でも、生徒は自分ではどうわからないのかがわからない。
じゃあ、講師側はどう対応するべきかというと、
二回目の説明をするのではなくて、一度解かせてみる。
これに尽きるんです。
そうするとどこでつまづくのかわかるんです。
ここがわかってなかったのかと。
T’sLabは演習時間を非常に重要だと考えています。
実際解いてもらうことでわかることがたくさんあるんです。
出来島駅近くの個別指導塾
T’sLabおおわだ研究所
室長