息子が知らないおじいさんのTシャツを引っ張り「パパ~」と言ってしまった今日この頃です。
(私ではないと気づき大泣きしてました)
(同じボーダーのTシャツでした)
私は以前、大手個別指導塾で室長をしていました。
(直営教室でしたので、ほかにも何100人の社員がいました)
入社したとき私は個別指導塾なので生徒のことを全力でサポートすれば会社からも評価されるだろうと思っていました。
入社してすぐ、生徒との進路相談が長引いてしまい上司との話し合いに遅れたことがありました。
「それは仕方ない」と言われるかなと思いきや、思いっきり怒られました。(苦笑)
この時に生徒だけではなく、会社にも全力で向き合っていかなければいけないのかと感じました。
上司への報告物は毎日ありました。
研修が最低月に1回あり関東へ出張でした。
がむしゃらに生徒や会社と向き合っていると評価され始め、役職が上がっていきました。
(同時に教室の室長もしています)
役職が上がるとさらに研修や会議が増え、教室にいる時間がどんどん少なくなっていきました。
ある日ふと思ったんですよね。
「あれ、自分は全然生徒のことを考えてないやん」
生徒のことを考えるより上司や会社にどれだけアピールできるかの比率がどんどん大きくなっていっていたんです。
これはあかんと思って、純粋に生徒のことに全力を注げられるような個別指導塾を作りました。
ただ、大手で学んだこともたくさんあります。
生徒や講師との接し方を学ぶ「コーチング」。
これは、今でも活用しています。
(肯定、傾聴、承認など)
他にも、自分では気づかなかった考えなどが他の室長や上司から得ることができました。
少人数での会社では考えが偏ってしまう危険もあります。
T’sLabは2教室しかない小さな個別指導塾です。
考えが偏らないように日々室長が努力していく必要があります。
大手の会社で得られるような知識やスキルを自分で手に入れていくしかないんですよね。
昔予備校や塾に行かずに浪人していた(宅浪)友人が、大手予備校に通っていた別の友人の学力を抜いていたことがあったんです。
大手で学んでいたらスキルが伸びるとは限りません。
(むしろ安心感が出てしまって周りのペースになってしまいます)
自分で勉強して大手の室長よりいい室長になることも大いにあります。
(危機感を感じていて、常に成長しようと思います)
これからもがんばります!
出来島駅近くの個別指導塾
T’sLabおおわだ研究所
室長