息子のダンスが日に日に激しくなっている今日この頃です。
本日は前回の続きになります。
講師の採用面接の際に必ず伝えていること。
2つ目は
「集団塾の講師より個別指導塾の講師の方が大変なところ」
です。
この質問を面接時に聞くとよく返ってくる答えは、
個別指導は生徒に合わせて授業を進めないといけないのでいろんな解説方法が必要になる。です。
一人ひとり合わせた授業が大変だということですね。
確かに、ある生徒が理解できた解説がほかの生徒にも理解できるかはわかりません。
生徒の学習状況や、学力、性格などを考慮して生徒に合わせた解説を一人一人にしなければいけません。
担当生徒の人数だけ解説方法を考えることは集団授業ではないことなので個別指導ならではの大変さがあります。
実は面接時に伝えたいことはこのことではありません。
例えば、集団塾で授業を聞いていない生徒がいた場合。
授業を聞いていない責任は生徒になるような気がするんです。
(あくまで個人の感想です)
講師は授業を進めないといけないので、一人の生徒のために授業を止めてなぜ授業を聞かないのかと声かけることができません。
宿題をやっていなくてもやらない生徒の責任になります。
この生徒の成績が上がらない場合、
「宿題をやってこないし、授業も聞いてない。授業についていけてないんです。コース変えますか?」みたいに生徒の責任になるんですよね。
(あくまでも個人の感想です)
個別指導塾ではどうか。
授業を聞いていない場合。
これは聞いていない生徒が悪いのではなく、生徒が聞けるような授業をしていない講師の責任になります。
宿題をしてこないのも、しない生徒が悪いのではなく、宿題をできるようにしていない講師の責任になります。
なぜなら、その子に合わせて指導できるからです。
結果が出ない言い訳を講師は全くできないんです。
個別指導塾は生徒に合わせて指導できる分、すべての責任が講師にかかってきます。
(最終的には講師を指導している室長の責任になりますが)
(このあたりから気楽に考えていた面接者は顔が曇りだします…)
生徒たちはたくさんの塾の中でT’sLabおおわだ研究所を選んでくれています。
英語の点数を上げたい、数学を好きになりたい、苦手意識をなくしたい、得意科目にしたいなど。
このような想いを持ってT’sLabおおわだ研究所に入塾してくれます。
そんな生徒たちの責任を講師がすべて背負います。
私たちが指導し、もし成績が下がって、自信をなくして、英語が嫌いになってしまった。
そうするとその子のこれからの人生は英語が嫌いで生きていくことになります。
私たちは絶対に生徒にそんな人生を歩ますわけにはいかないんです。
点数が上がって、英語が好きになって、勉強が好きになって、自信がついて、いろんなことに挑戦できる人生を歩んでほしいんです。
講師になることはその子の人生の一部に入ることになります。
個別指導塾の講師は子どもたちの人生を背負う大変な仕事です。
と、面接時に伝えます。
今回も長くなってしまいました。
3つ目の「プロの講師」については次回に書かせていただきます。
講師に自信がある個別指導塾T’sLabおおわだ研究所に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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室長