息子がバリバリのイヤイヤ期に突入している今日この頃です。
今回はT'sLabつかもと研究所でどのようなテスト対策を行っているかをお話しします。
歌島中3年のある生徒に学年末テスト対策で行ったことを具体的に書いてみます。
(今回は数学の話です)
この生徒は今まで数学が20点台でした。
そして、今回の学年末テストで60点を取ってきました。
(目標点は50点)
まず、テスト範囲が円周角、三平方の定理、そして、今まで習った範囲でした。
要は全範囲ですね。
このときに大事なのはどの範囲を強化するかです。
時間が限られているので全範囲を復習することはできません。
苦手な単元(例えば2次関数など)を優先的に復習しても、テストに出ない可能性もあります。
(出たとしても1問とかもありえます)
歌島中は全範囲と書いていたとしても実際は12月~1月に習った範囲がメインで出る傾向があります。
それ以外の範囲も出ますが傾向上計算問題が中心が多いです。
なので、この生徒には12月~1月に習った円周角と三平方の定理を徹底して復習することにしました。
それ以外の範囲を対策できなくても目標点数である50点は可能だと考えていました。
円周角と三平方の定理の範囲でも、問題を選定して、確実に解けるまで何度も演習を行いました。
特に基本問題は徹底しましたね。
ただ、計算問題も出ると予想しているので、これらは宿題で対応し、
解けなかった問題を授業で解説して、抑えていました。
実はテスト前、生徒は範囲が全範囲だからどこから手を付けたらいいかわからないとあせっていました。
なので、テストの傾向や上記のようにここでは対策すると伝えて、生徒に迷いを捨ててもらい、
私たちを信じて言われたことをやってくれました。
結果は60点。
本人もめっちゃ点数上がったと喜んでいました。
問題と答案用紙を確認すると対策した部分はほぼ正解しており、
生徒も、「円周角と三平方の定理めっちゃ出た!」と驚いておりました。
逆に対策していないところ(文章題など)は解けていませんでした。
これは想定内です。
テスト対策は傾向を分析し、どのような問題が出るかを予想することから始まります。
そして、生徒の目標点数に応じてどの問題を解けるようにするか、場合によってはどの問題は捨てるかなどを選定します。
あとは、生徒と共有し生徒に信じてもらって演習していくのです。
まんべんなく全範囲を対策してしまうとすべてが中途半端になってしまうことがあります。
塾で対策できる時間は限られているので、どれだけ効率よく演習してもらうかが重要です。
中3生はすぐに私立入試、公立入試と続きます。
引き続き対策を行っていきます。
個別指導塾T's Labつかもと研究所
室長