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「勉強しなさい」と言われる子どもたちへ

息子と砂場での遊び方がいまいちわからない今日この頃です。(ひたすらスコップで山を作っています)

 

 

子どもたちの皆さん、家でお母さまやお父さまに「勉強しなさい」と言われたことありますか。

保護者面談や入塾面談で言っているとか言われたと聞きます。

 

これを言われなくするにはどうすればいいかを考えていきます。

 

まず、なぜ「勉強しなさい」と言われるのか。

答えは「君たちのことを心配しているから」です。

 

勉強しなくて大丈夫かなとか、この先困るのは自分たちだよみたいに不安や心配があるから子どもたちに言っているのです。

 

実は社会に出ても似たようなことがあります。

上司と部下の関係がそれにあたります。

 

私の以前働いていた個別指導塾では、複数の教室を統括する上司がいました。

一人の上司が5,6教室の室長を指導するのですが、全員に同じような指導をするわけではありません。

 

上司の仕事に教室巡回というのがありました。

上司が教室を回り、実際に室長が教室をちゃんと運営できているのか監視するような感じです。

 

この巡回は何回も巡回する教室があったり、反対にほとんど巡回しない教室もありました。

細かいところまで指摘されるので、何回も巡回される教室の室長は嫌がってましたね。(笑)

 

では、なぜそんな差がでるのか。

これは上司が安心できる室長か、できない室長かの差です。

 

言い換えると、何も言わなくてもしっかりやってくれる室長と言わないとやらない(言ってもやらない)室長の差です。

 

上司は安心できない教室に何回も指導しに行くんですよね。

その教室が心配でたまらないんです。

 

では、安心できる室長はどんな室長なのかなのですが、これは細かいところはたくさんありますが、

子どもたちにも実践できるのは大きく3つです。

 

①指示される前に動く、指示されたことを期限内に終わらせる

②報告、相談をする

③なにより結果を出す

 

これがあれば安心できます。

 

これを子どもたちに置き換えると、

 

①言われる前に机に向かう

心配される前(言われる前)に先に行動することで安心できます。

②勉強に関しての話をする(コミュニケーションをとる)

今日はここまでやったよ、明日はここをする予定だよ、学校の授業が○○だよみたいな、

自分は勉強について考えてると伝えることで安心できます。

③結果を出す

これが一番難しいところでもありますが…(仕事でもそうです)

ただ、②をしていればそれまでの過程を認めてくれることが多いのも事実です。

 

ご両親は自分のかわいい子どもたちを常に気にかけているし、心配しています。

ぜひ前向きに家庭学習に取り組んでください。

 

 

個別指導塾T's Labつかもと研究所

室長

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