朝トイレに入ってるとき、たまに息子が「パパ~」と言いながら私を探しているので、早くトイレから出たいと思う今日この頃です。
成績を上げるためには家庭学習は必要です。
でも少なからず宿題をやってこない生徒がいます。
宿題をやらない生徒をどうすればやるようになるのか。
もちろん、宿題の出し方の工夫も必要です。
ただ今回はこちらの姿勢や意識の持ち方の話です。
最低限あきらめずにしつこく言い続けることが大事だと私は考えます。
こちらが言わなくなると、生徒はやらなくても言われなくなったからもういいやとなります。
生徒の粘り勝ちみたいな感じでしょうか。
そうはさせまいと私は毎回しつこく宿題について話をします。
ここで私がもう一つ意識していることはいろんなパターンで伝えてみるということです。
ある生徒との話です。
初め宿題をやってこなかったときは、
なんで宿題ができなかったのかを聞きました。
部活で忙しかったと言ったので、
部活の時間を聞き、どの時間ならできるかと一緒にスケジュールを立てました。
しばらくはやってくるようになったのですがまたやらないときが増えました。
次は、どうしても家で勉強してほしいからと本人ができると言った量に減らしました。
これも長くは続かず。
次はご家庭の了承を得て、やらなかったら塾に残ってやりなさいという方法をとりました。
(本音を言うとこれはできるだけ避けたい方法です)
他にも、宿題をやらないと後で自分がしんどくなるとか、いろいろ話しをしながら進めていたのですが、
思うようにずっとやり続けるまでには至りませんでした。
しかし、今この生徒はがんばって毎回宿題をやってきています。
何を話し合ったか。
こんな感じです。
「毎回、宿題をやるって私と約束してくれてるやん。
私は毎回やると言ってくれる○○くんを毎回本気で信じてるのよ。
次は絶対やってきてくれるんやろうなぁと。
でも、やってこないから毎回結構悲しくなるんよ。つらくなるみたいな。
また約束破られてしまったみたいな。
しかも、毎週2回約束破られてるんよ。
○○くんも友だちと週2回必ず遊ぼうって約束してるのに毎回断られてたらつらくない?」
やらなかったら生徒がどうなるかという話をしたのではなく、私の感情を本音で伝えてみたのです。
信じてる人に毎回裏切られているみたいな感情です。
するとやりだしたんですよね。
全てが自分の感情を伝えたら解決するわけではありません。
でも、宿題をやるようになるまで、本気で相手を、どうすれば相手に伝わるのかを常に考えることはとても大事だと思っています。
それは口癖のように同じ事ばかりいうことではありません。
生徒たちのように私たちも日々勉強して成長していかないと思った出来事でした。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長