息子は相変わらずご飯を食べて、くだものを食べてから、おかずと汁物を食べる今日この頃です。(その食べ方うまいのか?)
ある生徒の話です。
この生徒は部活ではなく、外部でスポーツをしている中学生です。
授業は集中して一生懸命受けているのですが、宿題をやることが中々できていませんでした。
ある日なぜ宿題をやってこれないのかを聞きました。
この生徒は普段からあまり口数の多くなく、この時も「忙しくて」と一言答えてくれました。
こちらとしては、家庭学習で学習内容を定着してほしいという想いもあり、
その想いを伝えながら、どうやったら宿題ができるかを一緒に考えました。
毎日朝練があったり、土日は必ず試合があり遠くまで遠征することもありました。
そのほか普段のスケジュールも確認して、「じゃあ寝る前のこの時間で宿題をしてみよう」となりました。
それから少しは宿題を行うようになったのですが、全部することができませんでした。
そして、保護者面談でお母さまと話す機会があり、この状況を伝えました。
すると、お母さまからこんな返答がきました。
「うちの子は宿題を全部したいと思ってるんですよ。
でも、本当に外部のスポーツが忙しくて、家に帰ってきたらとにかく疲れています。
朝早くから朝練にいって、学校終わって、また練習して。で、帰ってきたらバタンキューです。
この前も宿題が全部できない!って言ってあせっていました。
私から見るとなんとかやりたいという気持ちがめちゃくちゃ伝わってきて、無理しなくていいよと言うときもあります。
でも、本人はやりたいんだと言うんです。」
この話を聞いて私はこの生徒のことを何もわかってなかったんだと猛省しました。
生活習慣を聞いて、今までの経験上こうだろうとこちらで解釈して話を進めていただけでした。
もっと生徒の話を聞いてあげれば、この生徒の想いと状況を把握できていれば、また違った解決方法があったはずです。
「話せばわかってくれる」のではなく、「聞けばわかる」んです。
宿題をやってほしいこちらの想いをどんどん話していくのではなく、
相手がどんな想いがあるのかをじっくり聞いてあげることが大事だったんだとこのとき学びました。
この経験を活かしてこれからもより生徒とのコミュニケーションを大事にしていきます。
そんなT'sLabつかもと研究所をよろしくお願いいたします。
ちなみに、この生徒は違う方法で宿題を行うプランを考えました。
今も勉強もスポーツもがんばってT'sLabつかもと研究所に通ってくれています。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長