1ヵ月ぶりにパトカーを見たのに全くの無反応だった息子がいる今日この頃です。
(周りには大人(私)がパトカーを見て興奮しているように見えていたはずです)
子どもたちが自分から勉強を進んで行うようになるにはどうしたらいいか。
長年室長をしているとこのような質問を受けることがよくあります。
自ら進んで勉強している姿を見たいとか、
言われなくても勉強しだしてほしいという保護者様からの要望もしばしばあります。
人が自ら行動する方法は、自分の中にそれをしたいという強い気持ちを起こすことだと言われています。
相手を動かす方法も同じで、相手にそれをしたいという強い気持ちを起こさせることが必要です。
その時に気を付けることは命令や叱ったりして無理やり起こさせても長続きはしないということです。
相手に自然とその気持ちが生まれなければいけません。
以前聞いた話です。
ある小学生の息子がとにかく牛乳が嫌いで全然飲みませんでした。
お母さんは何とか飲ませようと、「好き嫌いはあかんよ」とか、「体にいいから飲みなさい」とか言ってみたり、
バナナジュースにしてみたりいろいろ試したようですが、それでも飲みませんでした。
息子の将来の夢はサッカー選手です。
ある日、お母さんが何気なくテレビを見ていると、プロのサッカー選手がインタビューを受けていました。
そこでこの選手は小さい頃体が弱く、骨折などのけがをよくしていて、とても苦労をしていたことがわかりました。
これだと思いお母さんは息子に次のように言いました。
「将来サッカー選手になりたいのであれば、体は丈夫じゃないとすぐケガをしてしまうよね。
今も相手と体がぶつかったりして痛いでしょ。
骨とか折れたらもっと痛いんだよ。
しかも、ケガが理由でサッカー選手の夢をあきらめた人も何人もいるんだって。
だから、体は丈夫にしておこう。
牛乳はカルシウムがたくさん入ってて骨を強くしてくれる飲み物なんだ。
ケガをしにくくなったり体のあたりにも強くなる効果があるんだよ。」
(言い方は気になさらずに(笑))
すると息子はきれいに納得して牛乳を飲みだしました。
そんなうまい話があるかと疑われている方もいらっしゃるかもしれませんがこの話は事実です。
相手を動かすにはまずは相手の立場に立つということです。
勉強にも生徒それぞれ違いますが自ら動くスイッチは存在します。
相手の立場を理解し、相手に焦点をあてて考えるT'sLabつかもと研究所に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長