息子のできるリストに絵本の片づけが加わった今日この頃です。
T'sLabつかもと研究所では室長が積極的に生徒とコミュニケーションをとります。
とくに授業終わりでは報告書を生徒が室長に持ってくるのでその際に声を掛けます。
室長が声をかけ方で生徒の意欲ややる気が変わります。
先日、中3生とひざを突き合わせて話をしました。
この生徒は高校にはいきたいけど、勉強はせず、学校のテストの点数も振るいません。
話を聞くうちに漠然と受験は近づいているのはわかっているのですが、
なんせ受験という初めてのイベントごとなので何とか周りがしてくれるだろうという他者任せになっているように感じました。
受験は子どもたちが初めて自分で進む道を考えるイベントです。
そして受験結果はとてもシビアです。
学校の先生やお母さんやお父さんにもいろいろ言われているのですが、何回も同じことを言っていてもどんどん効果がなくなっていきます。
どうせ私に勉強しろって言いたいんでしょという感じで聞き流されてしまいます。
私はこの生徒の現状をリアルに伝え、今の状況だと可能性のある道はこの4つしかないと伝えました。
そこには中卒で働く選択肢も入っています。
そして、それぞれの道のメリットやデメリットも伝えました。
さらに、自分は本当はどうしたいのかという話から入試の仕組みの話までじっくり時間をかけて話し合いました。
そうすると本人もこのままではなんともならないんだ、自分が動かないと中学卒業後望んでいない道に進んでしまうんだと思うようになったのです。
こちらから見ても目に見えて表情が変わりました。
そして、それ以来ここでの授業態度も変わりました。
普段の言動も自分の進路についての話もとても増えました。
ここからがスタートです。
ただやりなさいとか自分が困るぞみたいな言葉だけではなかなか子どもたちは動きません。
寄り添って、ひざを突き合わせて、じっくり時間をかけて話し合うことが大切だと私は考えています。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長