理科は私たちの生活そのものです。
理科を学ぶことで身近にあるものの仕組みを知ることができます。
もっと言うと身近にあるものを論理的に考えることができます。
料理や洗濯、掃除なども理科の知識が入っています。
外を歩くと植物や動物、自転車、車、電車などこれらも理科です。
空を見上げると太陽や星、月、天候、もっと大きい部分では地震や台風などの自然災害や環境問題なども理科です。
それらの知識を知ったところで役に立たないのではないかと子どもたちに言われるかもしれませんが、
そうではありません。
それらの仕組みや知識を持ったうえで、自分たちがどう向き合っていくのかを考え実行していくことが大事なのです。
社会に出るうえですべての出来事に答えがあるわけではありません。
自分の今まで学んだ知識や経験、価値観で自分なりに正解を出す場面は必ず訪れます。
その時に無知であれば正解にたどり着けません。
間違った知識を使ってしまっていては取り返しのつかないことになることだってあります。
だから、正しい知識や仕組みを知ったうえで論理的に考える癖をつけることは重要です。
理科はそんな思考力を身につけさせてくれます。
この時期なら静電気が嫌ですよね。
静電気の仕組みを正しく理解しそのうえで自分なりに静電気を起きないように工夫してみる。
重たい荷物を楽に運ぶにはどうしたらいいのか考える。
段ボール一つでも持ち方で感じる重さが全く違うようです。
地震が起きた時に最善の行動がとれるように地震のメカニズムを学んでおく。
台風でも一緒ですよね。
環境問題に対して自分の考えをもって行動する。
理科はこうすればこうなるという論理的思考を実生活で体験することができます。
今あるものを当たり前に思わずにどうすればもっと改善されるのかを考えることができるのが理科にはつまっています。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長