昨日ある生徒と大学入試について話をしました。
大学入試は来年からセンター試験ではなく共通テストに変わります。
今までは知識が中心だった内容が、思考力や表現力、判断力などが問われる問題に変わると言われています。(いろいろ問題もありますが)
この思考力などの3つの力は社会に出た時も必要だと私も思います。
物事について深く考察し分析する思考力、自分の考えを相手に正確に伝えるようにする表現力、物事が正しいかどうかを見極める判断力、
大人になればすべて自己責任なので自分の力で道を切り開いていかなければなりません。
言い換えると、これらの力が将来自分の夢の可能性を大きく広げてしてくれるはずです。
近い将来単純作業の仕事はロボットに変わると言われています。
生徒とそのような話しているとき、少し話が脱線してしまい、
「好きな子に告白して、私はこのロボットのほうが好きだからごめん。
このロボットは毎日私に好きだとかかわいいと言ってくれるし、でも○○君はそんなこと言ってくれないじゃない!」
ってそんな世界になったらどうすると。
だから、自分の想いを口にすることは大事だと。
でも、この生徒はあまり想いを口にすることが得意じゃありません。
理由は「自分の考えを言ってもすぐに否定されてしまう」とのことでした。
このことで私が思うことは自分の想いをしっかり伝えるためには聞き手の姿勢もとても重要だということです。
すぐにそれは違うとかそれはだめだからこうしろって言ってしまうと話し手側も口を閉ざしてしまいます。
思考力や表現力を身に着けるためには日ごろから考える癖や表現する機会を増やすことが大事です。
要は数ですね。
聞き手によってこの機会は増やせます。
まずは話し手の話を傾聴する。そして、承認する。
相手が気持ちよく話をするにはこの姿勢が大事ではないかと思っています。
そうすることで話し手側もこの人なら自分のことを話しても大丈夫だと思えるのではないでしょうか。
私たちT'sLabつかもと研究所のスタッフ全員もこの姿勢をとても重要視しています。
これが生徒たちの思考力や表現力や判断力を養う一つの方法だと思っています。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長