英語に苦手意識を持っている生徒の話です。
ちょうど昨日その生徒のテスト対策で英語の授業をしていました。
この生徒は単語を覚えることに特に苦手意識を持っています。
私は将来外国に行かないから英語覚えなくていい!と言っています。
もちろん、英語を勉強する理由を本人に伝え一緒に勉強をがんばっています。
曜日の単語のテストをすると正解は日曜日と月曜日だけでした。
これは先週の時点で今回のテスト範囲でもありました。
だから、必ず英語で書けるようにと考えていました。
間違えた残りを声を出しながら10回書いてと指導しましたが、すごく不機嫌な顔をして書こうとしませんでした。
書いて覚えるというめんどくさい作業をしたくないようでした。
代わりにもっと簡単な覚え方はないのかとか私は見て覚えるタイプだなどと言い、書く作業をなんとかして回避したがっていました。
そこまで言うなら自分のやりたいようにやってみてと私は言いました。
結局、生徒は授業中にすべての単語を10回書かず、2・3回書いてあとは見るという方法をとっていました。
授業終了間際にもう一度テストをしましたが、3問正解でした。
まず声を出して最低10回書いてそれでも覚えられなかったら違うやり方を全力で探すからと本人と約束し、10回書く宿題を出しました。
そして、昨日その生徒の授業で、宿題の確認をすると…一生懸命書いていました。
ノートいっぱいに沢山sundayからsaturdayまで書いていました。
がんばったなと声をかけ、授業の初めにテストをしました。
2問正解でした。(日曜と月曜だけ正解でした)
ただ、間違えた内容を見ると明らかに先週との間違いとは違いました。
間違いは間違いですが、もう少しで覚えるだろうという間違い方でした。
そして、なんと本人は間違えたのが悔しくて、私が指示をしなくても間違えた単語を10回書きだしたのです。
曜日だけを授業するわけにはいかないので、ヘボン式や数字などテスト範囲を見直してから、最後にもう一度曜日のテストを行いました。
すると・・・1問間違いでした!その1問も木曜のrが抜けていただけだったのです。
ようやったな!ほら、覚えられるやろ!とがんばったこと、できたことに大いに褒めました。
本人もやればできるようになるんだと少し自信がついたようです。
意識を変えて行動が変われば結果は必ず変わります。
自分はできる・できたという成功の経験が人を前向きにさせます。
個別指導T's Labつかもと研究所は本気で生徒のことを考えています。
そんなシステムがここにはあります。
ぜひ興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長