昨日の続きになります。
面接と筆記試験で講師採用の合否が決まります。
そして、採用してから初めにすることは講師初期研修です。
講師は採用されたからと言って、自分の思い通りに好きなことを子どもたちに対してできるわけではありません。
個別指導T's Labつかもと研究所の講師として働いてもらうわけですので、T'sLabつかもと研究所の考えやルールに基づいてプロの講師のふるまいをしてもらわなければなりません。
T'sLabつかもと研究所の看板を背負った講師ですので当然だと考えています。
もし、自分の考えでこれがいいからなど自分の好きなように指導したいのであれば自分で塾を立ち上げましょうと言っています。
だから、この研修を終えた時点でT'sLabつかもと研究所の考えには納得できませんとなれば、辞退してもらっても構いませんとも伝えています(ちなみに、辞退した人はいません)。
ただ、ルールに縛られた完全なマニュアル化人間になるというわけでもなく、ルールの中で講師の個性を存分に発揮してそれぞれの講師らしい指導をしてもらいます。
これはどこの世界にもルールが存在するのと一緒です。法律や規則もルールです。そのルールの中で自分を表現することは可能です。
例えば、サッカーでも手を使ってはいけないというルールがありますが、それでもドリブルが得意な選手や、パスがうまい選手とか、ヘディングが強い選手など一人ひとりの個性が発揮されています。
もちろん、個別指導T's Labつかもと研究所にもルールの中でのびのびと仕事ができる環境を作っています。
具体的に初期研修で伝えるテーマは・・・
①講師のモラルとルール
②個別指導T's Labつかもと研究所のシステム
③通常授業・テスト対策・講習会・入試対策など
④生徒の把握
⑤生徒との接し方
など
他にもありますが、個別指導T's Labつかもと研究所は理念や想いをもとにこんなことを考えてこんなことを行っていくという話を伝えます。
ここでこの教室のほぼすべてを伝えます。ですので、時間もすごくかかります。
この初期研修を受けた講師の感想を聞くと、
「めちゃくちゃしっかりしてますね。」と。
「大手の個別指導塾でも講師してたんですが、こんな深い研修してません。」と。
この講師は最後まで集中力が途切れることなく、最後までしっかり話を聞いていました。
大人も子どももちゃんとしたところで働きたいですし、勉強したいはずです。
塾はそういう場所でないといけないと思っています。
研修はしっかりして当たり前です。
とくに塾は子どもの未来を(良くも悪くも)左右する場所です。
室長や講師のふとした言動一つで子どもは傷ついたり、励まされたりもします。
そんな場所であるからこそ、子どもたちの未来を輝かせられるよう私たちも努力していこうと講師にも伝えています。
実は、初期研修を終えた後もまだ授業はできません。
次は2次研修があるのですが、今回も少し長くなりましたのでまた後日続きを書かせていただきます。
講師のことになるとつらつらと語ってしまいがちになるこんな個別指導T's Labつかもと研究所に興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
個別指導T's Labつかもと研究所
室長